2017年4月8日の動き

外れ馬券の経費判定を巡って最高裁で争った卍氏の本を読む。その手法にはいくつも目を開かされるものがあり、ここ最近で最もインパクトのあった本の一つに入った。ギャンブル系で言えば「科学する麻雀」以来。考え方としてはファイナンスの理論に近いものがある。自分の投票によってオッズが下がる事を考慮する必要があったというのは驚きですね。
 
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『馬券裁判』読了
『競馬の勝ち方』読了
 
甲府戦 観戦

2017年4月7日の動き

名人戦大盤解説を聞きに椿山荘へ。そばの神田川沿いの桜並木が満開で見事。そして椿山荘の庭園はやはり美しくフォトジェニック。思わず何枚もシャッターを切った。対局は挑戦者の稲葉八段が快勝。敗着とされた▲2五飛からは一方向に形勢が傾いていった。名人に見落としがあったということ。将棋の怖さを感じる一局でした。
 
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ラン 7.9km/47m
 
名人戦第一局 大盤解説会に参加

情報を活かす力/池上 彰/PHP研究所

良い本。多くの人にとって参考になると思う。
 
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 よく「本をいくら読んでも内容が覚えられないんですが……」と質問されることがありますが、私だってそんなことはできません。人間の記憶なんていい加減なものです。読んだものをすべて覚えているわけがない。所詮ザル、いや穴の空いたバケツで水をすくっている程度のものです。
 でも、せっせとやっていると、少しはたまってきます。穴だらけのバケツで水を汲んでいる状態なので、どんどん忘れていきますが、少しは残る。そこに意味があるのではなかと思っています。

 

 もし面白い本に出合ったら、人に話す前に「何が面白かったか?」を自問自答してみるようにしましょう。その上で、その本の内容や面白さを誰かにわかりやすく説明します。
 

ちなみに、センセーショナルな記事を売り物にする夕刊紙や週刊誌が「消息筋によると……」という表現を使うことがあります。実はこれ、書いている本人のことである場合が多いのです。眉につばをつけて読みましょう。

 

情報を活かす力 (PHPビジネス新書)

情報を活かす力 (PHPビジネス新書)

 

 

巨人軍「闇」の真相/西﨑伸彦/文藝春秋

「来季の巨人軍に、清原君の居場所はない」
 ある人は、僕にそう言った。
 ある人であって、球団の人ではない。
 それが、読売巨人軍という球団の妙なところだ。

 

 堀内政権下で辛酸を舐めた二年は、清原に巨人軍に対する憎悪の感情を刻み込んだ。清原はこれ以降、「球界に三人だけ許せない奴がいる」と公言して憚らなかった。
 一人はドラフト会議で清原を欺いた桑田真澄、二人目は巨人時代に清原を冷遇した堀内恒夫、そして三人目が二〇〇四年のオフに事実上の戦力外通告をした球団OBだとされている。 

 

 清原にとっては家族との距離感もまた微妙で、愛情表現も不器用そのものだった。
 野球を始めた小学生の息子と一緒にキャッチボールをしたい気持ちはあっても、どうしていいか分からない。事務所を通じて、キャッチボールのためだけに平日の朝八時半から神宮球場を借り切ってもらった事もあったという。

 

 二十代前半の桑田は、次第に社長との関係を深め、事務所にも度々顔を出すようになった。社長の威を借り、生意気な口を効く当時の桑田評は、のちに”投げる不動産王”と呼ばれた金の亡者のイメージとも重なる。メジャー挑戦を果たしたストイックな姿勢や、近年のメディア出演で見せる温厚で理性的な現在の桑田像からは想像もできないが、これが”若気の至り”というものかもしれない。
 
 巨人軍がホーム球場としている東京ドームには、かつて「魔物」が棲んでいた。
 昔から興業の世界では知られた住吉会音羽一家という名門博徒が、東京ドームの前身である後楽園スタヂアムの時代から、後楽園グループと深い繋がりを持っていたのである。それは球界では公然の秘密だった。

  

巨人軍「闇」の深層 (文春新書)

巨人軍「闇」の深層 (文春新書)

 

 

2017年4月5日の動き

たまたま入ったレストランにて学生時代のバイト先の支配人と偶然の再会。チンピラモードの頭にしてるから最初は分からなかったみたいだけど。あと学生時代は細かったのにって言われた。懐かしい再会は嬉しいもの。
 
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ラン 7.9km/48m
 
花見のハシゴ
 
聘珍樓横濱本店にて夕食

生身の暴力論/久田 将義/講談社現代新書

 強さとは何か。ここでまず一つ答えを出しておく。
「何かあった時、一人で動ける人は強い」と。

  

生身の暴力論 (講談社現代新書)

生身の暴力論 (講談社現代新書)

 

 

世界史の極意/佐藤 優/NHK出版

 かつて私が仕事をしていた外交の世界では、特定の対象を分析するときには、イデオロギーに目を眩まされずに、相手や対象がどんな意図や論理で行動しているのかを把握するのが重要でした。これを「対象の内在的論理を知る」と表現します。
 

 

 私は、ここ数年の間で、アントニー・D・スミスの言う「エトニ」が沖縄の中で強化されているとみています。もはや、沖縄(琉球)民族というネイション形成の初期段階に入っていると見たほうがいいかもしれません。
 しかし、この現実が多くの日本人には見えていません。

  

世界史の極意 (NHK出版新書)

世界史の極意 (NHK出版新書)

 

 

2017年4月4日の動き

数年ぶりにロードバイク用の手袋を新調。手のひらにパッドが入っていて快適。これまでの手袋はもうボロ布みたいになってたもんなぁ。これまでどうもありがとうございました。
 
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バイク 60.8km/2h42m