女子をこじらせて/雨宮まみ/ポット出版

こじらせている女子全員に言いたいことは、私の屍を越えていってくれ、ということです。私のこと「バカだな〜」って笑いながら、同じ過ちは繰り返さず、こじれた人生を力技でまっすぐに戻して歩いていってほしいんです。身をもって言いますけど、こじらせてたって誰も助けてくれないし、王子様なんて現われません。それどころか、こじらせて自尊心が低いということを嗅ぎつけた悪い男ばかりがハイエナのように寄ってきます。無防備にこじらせていたら自分の身も守れない。自力で自由に歩いて、愛して、つかみ取るしかないんです。王子様を! いやそれ以外のもろもろもですけど。
 
女子をこじらせて

女子をこじらせて