2017年4月9日の動き
『ムーンライト』視聴
有楽町にて昼酒
『国家は何故衰退するのか(上)』読了
私的生活/田辺 聖子/講談社文庫
いつもとちがう、天啓みたいな閃き。剛は今までほんとに仕事だったのかしら、女と一緒にいて、その余韻がまだ指先や躰に揺曳していて、私に向うときに、不用意に出たのとちがうのかなあ、って。これは書いたり言ったりすると長いけど、一瞬のあいだに、ぱっぱっと考えたのである。
そうだ、幸福という言葉を忘れてた。私は、剛と食欲に充たされた生活を、「贅沢」と表現するけれど、「幸福」と呼んだことはないのだった。
棋士の一分/橋本 崇載/KADOKAWA
情報を活かす力/池上 彰/PHP研究所
良い本。多くの人にとって参考になると思う。
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よく「本をいくら読んでも内容が覚えられないんですが……」と質問されることがありますが、私だってそんなことはできません。人間の記憶なんていい加減なものです。読んだものをすべて覚えているわけがない。所詮ザル、いや穴の空いたバケツで水をすくっている程度のものです。でも、せっせとやっていると、少しはたまってきます。穴だらけのバケツで水を汲んでいる状態なので、どんどん忘れていきますが、少しは残る。そこに意味があるのではなかと思っています。
もし面白い本に出合ったら、人に話す前に「何が面白かったか?」を自問自答してみるようにしましょう。その上で、その本の内容や面白さを誰かにわかりやすく説明します。
ちなみに、センセーショナルな記事を売り物にする夕刊紙や週刊誌が「消息筋によると……」という表現を使うことがあります。実はこれ、書いている本人のことである場合が多いのです。眉につばをつけて読みましょう。
巨人軍「闇」の真相/西﨑伸彦/文藝春秋
「来季の巨人軍に、清原君の居場所はない」ある人は、僕にそう言った。ある人であって、球団の人ではない。それが、読売巨人軍という球団の妙なところだ。
堀内政権下で辛酸を舐めた二年は、清原に巨人軍に対する憎悪の感情を刻み込んだ。清原はこれ以降、「球界に三人だけ許せない奴がいる」と公言して憚らなかった。
清原にとっては家族との距離感もまた微妙で、愛情表現も不器用そのものだった。野球を始めた小学生の息子と一緒にキャッチボールをしたい気持ちはあっても、どうしていいか分からない。事務所を通じて、キャッチボールのためだけに平日の朝八時半から神宮球場を借り切ってもらった事もあったという。
二十代前半の桑田は、次第に社長との関係を深め、事務所にも度々顔を出すようになった。社長の威を借り、生意気な口を効く当時の桑田評は、のちに”投げる不動産王”と呼ばれた金の亡者のイメージとも重なる。メジャー挑戦を果たしたストイックな姿勢や、近年のメディア出演で見せる温厚で理性的な現在の桑田像からは想像もできないが、これが”若気の至り”というものかもしれない。
巨人軍がホーム球場としている東京ドームには、かつて「魔物」が棲んでいた。
2017年4月6日の体重
76.6kg
2017年4月6日の動き
六本木ミッドタウンそばの桜並木が今満開。ライトアップの色合いもいい感じで大変きれいです。ミッドタウンのピザ屋のテラス席から花見ってのが素敵かな。
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洗車